こんにちは!
ヤマシタ塾の山下です。
2学期期末テストも終わり、いよいよ中学3年生は私立の出願先を決めなければいけない時期になりました。さて、これまでも志望校選びについて度々書いてきましたが、今回はまた違った視点で志望校選びについて書いていきたいと思います。
高校にはそれぞれカリキュラムがあり、どの高校のどの学科、そしてどのコースを選ぶかによって学ぶ内容や学び方が異なります。普通科・文系コースまたは普通科・理系コースを選ぶ生徒が一番多いと思いますが、これら以外にも高校には専門学科など様々な学びがあります。
専門的な学びができる学科やコースを設置していて、かつ松戸市から現実的に通えるであろう学校の専門科目の一覧を作成しました。これ、作成するのに半日かかりました…。学校のホームページってほんと、どこに何が書かれているか分かりにくいんですよ…。その流れでこの記事を書いています…。手が腱鞘炎になりそうです…。
各学校のホームページに載っている教育課程を見ながら作成しましたが、もしかしたら最新の教育課程ではないかもしれないのと、私が打ち間違えていることがあるかもしれないため学校名は伏せています。
当然と言えば当然ですが、やはり普通科の中に設置されているコースよりも専門学科の方が圧倒的に学べる専門科目は豊富ですね。
さて、ここからが本題です。
ほとんどの中学生は「この高校でこんな高校生ライフを送りたい!」ということで志望校選びをしていると思います。まあそれはそれでかまわないのですが、それだけで良いんですか?高校生活のその先のこと、考えていますか?
大学進学率が6割の時代です。そして今の大学入試は推薦入試で入学する人のほうが多数派になりつつあります。国公立大学や一部の難関大学はまだ一般入試の割合の方が多いですが、高校とは違って大学は推薦で行くという受験戦略も考えなければいけません。
そこで重要になってくるのがカリキュラムなんです。
さすがに批判が殺到しそうなのでここでは言えませんが、ある一定の偏差値以下の高校では、大学入試を一般入試で突破することが学力的に厳しくなります。進学実績を見れば分かります。そのような学校では学校の定期テストを頑張って、しっかり評定を取って、推薦で大学に行く、というのが主な受験戦略となります。
そうなると、何も考えずに何とな~く普通科に行って、一般受験もしないのに文系とか理系に分かれて入試で使うような科目をゴリゴリやらされて評定がボロボロになるくらいなら、専門学科に行った方が良いかもしれません。
専門学科はカリキュラムがゆるやかですし、専門科目も皆一からのスタートなので、興味のある専門学科であれば普通科よりも評定は取りやすいと思うんです。
具体的な高校名は書きませんが、実際にそこそこの偏差値の普通科と比べてずいぶん偏差値が下の専門学科の方が進学実績が良かったりするんです。「え!?この高校からこんなにMARCHに受かってるの!?」という高校もあります。
評定が取りやすいというのと、普通科の学生よりも専門学科で大学の学びを先取りしている学生の方が欲しいと考える大学の指定校推薦が豊富だったり、専門学科ならではの推薦入試があったりするのでそういうことになっているみたいなんです。
学力の二極化が進んでいるために一般入試がメインである高校入試ではもはや逆転合格はほとんど起きず、先行逃げ切りが必勝パターンになりつつありますが、大学入試においては高校入試のその先を考えて戦略的に志望校を選ぶことで、一発逆転も可能です。もちろん、簡単なことではないですよ。人一倍努力は必要です。
当塾は偏差値至上主義ではありません。基本的にはその子が行きたいと思った高校に行ければ良いというスタンスです。ただ、場合によっては口を出します。「高校入試のその先は考えているのか」ってね。
