こんにちは!
ヤマシタ塾の山下です。
中学3年生は三者面談、中学1・2年生は生徒面談の時期ですね。次のテストで〇〇点取らないとスマホ没収宣告を言い渡された子、アニメの話をしただけの子、恋愛の悩み相談をした子など、今年も生徒それぞれいろいろあったようです。ちなみに当塾は普段から気になったことがあればメールでやりとりをしているので、定期的な面談は実施していません。直接会って話さないといけない時にだけ面談をするというスタイルです。
さて、こんなご経験はないでしょうか。
・学校の面談に行ったけど、一瞬で終わってしまって何も話せなかった
・塾の面談に行ったけど、季節講習とオプション講座の売り込みをされただけで何も話せなかった
「大事な面談なので必ず出席してください」的な感じだからわざわざ仕事を休んでまで行ったのに、「え?こんだけ?」みたいな面談ってけっこう多くの方が経験されているのではないかなと思うんです。学校の面談の目的は子どものご家庭での様子と学校での様子の情報を共有して子どもの成長をサポートしていくことだと思うんですが、それってちゃんとやろうとするとものすごく時間かかりますよね。15分とかじゃ無理です。塾の面談の目的は基本的に営業です。塾にとって季節講習とオプション講座は経営の生命線なので、ここで売上を上げなければ講師の人件費(ボーナスを含む)や広告宣伝費、〇〇無料キャンペーンなどにかかる費用を回収できません。
ちなみに当塾は講師は私一人なので人件費は0円、広告費も月5,000円くらい、〇〇無料キャンペーンみたいなものもやっていません。かかる費用は家賃と光熱費くらいなので、仕事が生きがいの独身男性が生きていくのには月々の授業料で十分です。だから季節講習とかオプション講座はやりません。そもそも当塾は通い放題なので、季節講習やオプション講座という概念がありません。夏休みや冬休みや春休みは必要があれば、がっつり授業を増やしてみっちり勉強してもらいます。
ちょっと脱線してしまいました。話を戻します。
つまり、ただ呼ばれたからというだけで何も考えずに学校や塾の面談に行ってしまうと、時間を無駄にしてしまうかもしれないということ。どうせ行くなら有意義な面談にしたいというのであれば、呼ばれた側だとしてもある程度の準備をしていくことをおすすめします。ある程度の準備というのは話したい事によって違いますが、ここでは志望校選びについてのある程度の準備の仕方について書いていきたいと思います。
【単願ドットコム】
【併願ドットコム】
というサイトがあります。内申点を入力するとその内申点で推薦が取れる私立高校が検索できます。
①まずはお子さんの内申点を入力し、現状維持ができれば推薦が取れる高校、少し内申点が上がったら推薦が取れる高校、少し内申点が下がっても推薦が取れる高校をリストアップします。ただし最新の情報が反映されていなかったり、加点項目や出願条件が分かりにくいので、気になる高校は必ず最新の募集要項で確認してください。
②それぞれの私立高校の主な公立併願校も検索できるので、それらもリストアップします。ただし、「ここは併願しないでしょ・・・」という公立高校も表示されてしまうので、ここに関しては学校や塾の面談で聞いた方が良いと思います。
③リストアップした高校のホームページを読み込みます。何がどこに書いてあるのか分からないホームページの高校もありますが、頑張って読み込んでください。
④ここからは上級者編です。リストアップした高校の募集要項を読み込みます。募集要項を読むのが初めての方はここで「?」マークが大量発生するはずです。
⑤最後に、超上級者編です。リストアップした高校の学校説明会の日程を確認し、学校説明会に行きます。予約する必要がある説明会に関してはいつから予約が開始されるのかを確認します。予約開始日が「秋頃」「〇月下旬」「決まり次第ホームページで発表」のようにあいまいだったり、そもそも何も説明がないまま突如として予約が開始されることがあるので、毎日ホームページをチェックするマメさが求められます。
このような準備をしていくと分からないことがたくさん出てくるので、それらを学校や塾の面談で質問できると短い時間でも有意義な面談になると思います。
いやいや、でも、これはなかなか大変ですね。「そんな時間、ありません」「そもそも高校受験は子どもがするんだから、こういうのは子どもがやるべき」と思っちゃいますよね。実は、ここからが今回の記事で伝えたいことになります。今回の記事で伝えたいことは、
情報収集は、場合によっては保護者主導で、早い時期からコツコツと
です。
高校入試は今や情報戦です。さまざまな教育方針、複雑な推薦制度、小さな字で書かれた出願条件など一つ一つ確認し、大学入試や将来のことも考えながら、行きたい高校を見つけていく。これらを中学生一人でこなすのはけっこう厳しいものがあります。「志望校、早く決めなさいよ」と言うだけではなかなか志望校は決まらないでしょう。志望校が決まらないと勉強のモチベーションも上がらない上に、塾や学校も適切な指導ができなくなってしまいます。最悪の場合、受験直前になっても志望校が決まらず、「もうここでいいや」とテキトーに受験校を決めてしまうことにもなりかねません。場合によっては保護者の皆さまのサポートは必要でしょう。
また、「学校説明会は中3になってからでいっか~」ではなく、中学1・2年生の内から参加するようにした方が良いです。中学3年生からだと気になる高校の学校説明会が他の気になる高校の学校説明会と重なったり、模試と重なったり、塾の授業と重なったり、定期テスト直前の時期と重なったりして、かなりのストレスになります。意外な盲点がここなんです。学校説明会や首都圏進学フェアなどの合同学校説明会、そして以前の記事『志望校の選び方』で書いた「気になる高校のまわりをぶらぶらしてみる」のようなことはぜひ、中学1・2年生のうちにやっておけると後々すんごく楽になります。
志望校を早めに決めないといけないわけではありませんが、早めに決めておくメリットはたくさんあります。そのために保護者の皆さまのサポートは必要です。ただ一方で、高校受験は子ども自身のことですし、もう中学生です。できれば情報収集から何からすべて自分でやってほしいところ。まずは情報収集のやり方を教えてみて、様子を見てみましょう。しばらく様子を見てみて「あ、これは動かんぞ」と思ったら、情報収集だけは保護者の皆さまがある程度してあげるのが良いと思います。
