主体的に学習に取り組む態度とは(その2)

こんにちは!

ヤマシタ塾の山下です。

前回の記事で、主体的に学習に取り組む態度には、「目上の人に自分がどう見られているのか」について「想像力」をはたらかせながら、「学習に関する自己調整」と「粘り強さ」を「見せつけていく」ことが大事だと私見を書かせていただきました。

では、「学習に関する自己調整」と「粘り強さ」とは具体的に何なのでしょうか。残念ながらこれら2つについての具体例が示されている国や自治体の資料は見つけることができませんでした。おそらく、具体例を示してしまうと「これだけやればいいんだ」とかえって主体性を損なわせる方向に向かわせてしまうのではないか、とかそういった懸念があるためかもしれません。

具体的な評価規準・評価方法は各中学校に完全に委ねられていることになります。しかしそれらが生徒・保護者に事前に明確に示されてはいない状況です。『学習指導と学習評価に対する意識調査報告書』(平成30年1月 株式会社浜銀総合研究所)では「学習のねらいや目標に即した学習評価の具体的な観点について、あらかじめ児童生徒や保護者に伝えているか」について「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と答えた中学校教員の割合は79.1%となっていますが、本当でしょうか。伝えたつもり、になっているだけではないでしょうか。

ただ一つ分かることは、事前に明確に示されているかどうかはさておき、各中学校において評価規準は確かに存在する、ということです。先の報告書でも「学習評価を行うに当たって負担を感じる点」において「評価規準の作成」に対して「負担に感じる」「やや負担に感じる」と答えた中学校教員の割合は71%とあるので、やはり評価規準は存在することが分かります。

そりゃそうですよね、入試の選抜資料として使われる評定が、学校の先生の好き嫌いや気分でなんとなくつけられていることなんてあるわけないんです。ちゃんと、「これこれこういう理由で、あなたの評定は3なんです」となっているはずなんです。

評価規準や評価方法は存在する―そこで大事になってくるのが、「目上の人に自分がどう見られているのか」について「想像力」をはたらかせながら、「学習に関する自己調整」と「粘り強さ」を「見せつけていく」ことになります。

……

前回の記事から話が一歩も前に進んでいませんね……。でも時間がきてしまいました。ありがたいことに毎日フルで授業をさせていただいている状況でして、なので授業と授業準備が最優先事項ということで(←いや、言い訳だろ!)、続きはまた次の記事で。

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