何で独立したの?(その2/生徒との関係性)

こんにちは!

ヤマシタ塾の山下です。

私が独立した理由のキーワードの二つ目は「生徒との関係性」です。

『通い放題にしている理由』の記事の中で「子どもたちの意見を無視してトップダウンで引っ張ることも、時には必要」ということを書きましたが、それは生徒との信頼関係が築けているからこそできることです。信頼関係が築けていない状況で「ついて来ィヤ☆!←気持ち悪さを表現しています」と言ったところで「は?きも」で終わります。保護者の方に状況を説明しても、「部活が忙しいので、そんなに勉強させられません。」とか言われてしまう始末。そんな状況にひと昔前(教室長になりたて頃)の私は「は?何のために塾通わせてんの?」と困惑し憤慨していたのですが、これ、完全に私の至らなさゆえのことであると当時の私は分かっていませんでした。

だって、たいして好きでもないし、尊敬もしていないやつから「StudyしYOUゼィ☆!←気持ち悪さを表現しています」って言われても気持ち悪いだけですよね。保護者の方だって子どもが信頼していない塾にこれ以上時間もお金も使いたいくないですよね。トップダウンで引っ張るにしても、ベースに信頼関係があるからこそ「この人の言うことなら」と歯食いしばりながらもついて来てくれるわけです。社会に出てからも一緒です。尊敬できる上司、好きな上司からだったら「はい!ついて行きます!」で終わることが、尊敬もできない嫌いな上司からあーだこーだ言われるから「パワハラだ!!」ってなるんじゃないですか?

受験は競争ですから、本気で成績を上げたいのであればやっぱり多少の無理をしなければいけない時は必ずあって、そういう時に信頼関係が築けているかどうかで、大袈裟ですけど生徒の将来決まっちゃうかもしれないんです。

で、塾講師が生徒と信頼関係を築くのに一番必要なことって、やっぱり授業だと思うんです。自分自身で汗水たらして直接授業をするからこそ、生徒は信じてくれるんだと思うんです。思うというか、絶対そうなんです。

でも、会社に勤めていているとその信頼関係が築きにくい。学習塾業界は離職率がかなり高いので、せっかく積み上げてきた信頼関係で「よーしこれからだ!」というときに玉突き人事によってそれがすべて無に帰す、なんてことが毎年のように起きますし、また教室長という立場だと授業をすることもなかなかできません。

自分自身ですべての生徒の授業をすることで、引っ張るべきときに引っ張ることができる信頼関係を築くためには、限りなく小規模な塾でないとできません。これが私が独立した理由の二つ目です。

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