評定3が真ん中の時代はとうに終わっています

こんにちは!

ヤマシタ塾の山下です。

意外と知られていないのですが今の時代、評定3は真ん中ではありません。下の資料は、現在の高校1年生が中学3年生の時の評定の割合です。

2002年より相対評価から絶対評価へと評定のつけ方が変わりました。それにより、評定5を取る生徒が大幅に増え、評定1や2を取る生徒が大幅に減るという状況になっています。見てのとおり、今の時代は評定3は真ん中ではありません。

20年以上前の相対評価の時代は

評定5は7%

評定4は24%

評定3は38%

評定2は24%

評定1は7%

という割合で評定がつけられていたので、評定3は真ん中と考えられていました。

ですが今は評定4を取ってはじめて真ん中以上の時代です。注目していただきたいのは、評定3でも評定2寄りなのか評定4寄りなのかによって学力が大きく異なることです。評定2寄りの評定3はもはや下位15%です。下位15%だとクラスで下から4番目や5番目の評価(≒学力)ということになります。

相対評価時代の感覚のまま「評定3は真ん中だから、まあ、うちの子は大丈夫でしょ。」と何も手を打たないと、3年生になってはじめて受けた模試の結果に愕然とすることになります。

他県は知りませんが、絶対評価による評定インフレによって私立高校の推薦基準は毎年上がっていて、もはやオール3だと推薦が取れる私立高校はほぼない状況です。また昨今の私立高校人気によって生徒が増え過ぎてしまったことによる定員調整のためか、そもそも推薦自体を取りやめるという私立高校も出ています。

何が言いたいかと言うと、保護者の皆さま、今の受験事情はかつての時代とはまったく違っていますよ、ということ。ただ大事なのは、この状況をネガティブにとらえるのではなく、ポジティブにとらえることです。絶対評価になったことでかつてより評定は取りやすくなっています。評定を取りやすくなったということは、それだけ高い目標に向かいやすくなったということでもあります。たとえ今、評定が3だったり2だったり1だったりしても、今は絶対評価の時代です。健全な危機感と前向きな心があれば、自分次第で何とでも挽回することは可能です。

心の持ちようで変えられることは、たくさんありますよ。

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