評定インフレ時代―評定5こそ気をつけろ!伸びしろは学校の先生に聞け!

こんにちは!

ヤマシタ塾の山下です。

『みつもり.com』というサイトの「インパクトがあり集客力のある個人塾のホームページデザイン10選!【2025年版】」という記事に当塾のホームページが掲載されていました。ホームページ制作の見積もりができるサイトらしいのですが、当塾のホームページは制作会社に頼んだのではなく、全部自分で作ったのでほぼお金はかかっていません。ちなみに当塾のロゴも手作りです。

あと「集客力のある」とありがたいお言葉をいただいていますが、集客力は皆無です。ただ、「選客力」ならあると思いますね。当塾は勉強を頑張ると覚悟を決めた子、勉強を頑張ってもらいたいと願う保護者の皆さまのための塾なので、勉強を頑張る覚悟のない子や、勉強を頑張らせたいとは思っていない保護者からは嫌われるようなホームページには仕上げているつもりです。

どんだけ偉そうなんだよ(誰かの声)

はい、そこについては自覚はありますのでご安心ください。でも考えてみてください。当塾は勉強をしっかりやる塾なので、本当に勉強をしっかりやります。それなのにホームページで「誰でもウェルカム感」を出してしまったら、当塾に合わない方々が来てしまいます。そうなったらお互い、時間の無駄ですよね。教室の空気だって悪くなります。そうなると勉強を頑張りたいと思っている子たち(=塾生)が勉強に集中できなくなってしまうリスクがあるので、それは絶対に避けなければいけません。偉そうなのは自覚していますが、これが私のスタンスなので何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

でも、勉強しない子=ダメな子、とは私、1ミリも思っていないですからね。これまでも言ってきた通り、子どもたちにとって勉強は権利であって、義務ではありません。勉強をするかしないかは、子どもたちの自由です。勉強しないのであれば、他の分野で頑張れ!ってことです。

※どの分野でも勉強は必要ですが、ここで言う勉強とは受験勉強のことを指します。

さて、そろそろ今回のテーマである評定について書いていきたいと思います。

タイトルの通り、今回お伝えしたいことは「評定インフレ時代―評定5こそ気をつけろ!伸びしろは学校の先生に聞け!」です。まずはこちらの資料をご覧ください。

(公表期間が過ぎたため、削除しました)

これは千葉県と東京都の現高1(明日から高2)の中3次の評定分布です。

※教育委員会が公表している資料をもとに作成しました。もとにした資料の公表期間が令和7年6月末までなので、こちらの資料もそれまでに削除します。

東京都と千葉県の中学生に学力差がないと仮定するならば、千葉県は評定5の基準が東京都と比べるとゆるいのではないかと推察できます。つまり東京都では評定5を取れない子でも、千葉県では評定5を取れるということ。

〔別紙2〕中学校及び特別支援学校中学部の指導要録に記載する事項等(文部科学省)』によると、「評定の適切な決定方法等については,各学校において定める」とありますが、実際は校長会や教育委員会が評定のつけ方に関する基本方針を決めていたりする地域もあるようです。

資料を見ると、各中学校で評定のつけ方がかなり違うのが分かります。こういう資料を見ると「〇〇中学校は評定が取りやすい」とか「〇〇中学校は評定が取りにくい」という話になりがちなのですが、個人的にはそんなことはないと考えています。評定はあくまで各教科の先生がつけるものであって、学校がつけるわけではありませんし、それに公立中学校は毎年のように異動があるので、特定の中学校に評定のつけ方が厳しい先生やゆるい先生が集まってしまう可能性はないはずだからです。

大事なのは、今目の前にある通知表を見て、これからどうするかを考え、行動することです。

(一つ目)

模試を受けて自分の実力を確かめましょう。

中学校によっては評定5の割合が30%以上となっている教科があるので、「評定5だから大丈夫」と安心するのは危険です。同じ評定5でも実力に大きな差がある場合があるので、「評定は5だけど模試では偏差値40台…」なんてことは普通にありますからね。

(二つ目)

どうやったら評定を上げることができるか、学校の先生に聞いてみましょう。

評定というのは観点別評価(AとかBとかのやつ)の総括としてつけられるのですが、何でAなのかBなのか分からないことってよくありますよね(Cはさすがに分かりますよね)。各観点はたとえばこんな感じで評価されています。

なぜAなのかBなのか心あたりがあれば良いのですが、基本的には考えてもよく分からないことがほとんどですから、そんなときは思い切って学校の先生に聞いてしまいましょう。その際に大事なのは聞き方です。「なんで評定3なんですか!」とキレ気味で聞くのはダメです。そんな聞き方をしたら先生の気分を害します。「先生!!自分!!今回の結果!!悔しいっす!!次は絶対に評定上げたいんですけど!!自分には!!何が足りないでしょうか!!教えてください!!」っていう感じで、悔しい現実を受け入れた上で、それでも前を向くポジティブな姿勢で聞きましょう。一人ではできないという子は友達と一緒に聞きに行けば怖くないぞ。

評定はある意味、「いかに目上の人に好かれるか」というゲームです。ふざけているわけではなく、この「目上の人にいかに好かれるか」というのは社会ではとても重要なスキルです。学校じゃありませんから、社会ではね、同じ年齢の人と一緒に何かをすることなんて、ほとんどないですから。新入社員ならなおさらです。新入社員を集めて何かをさせたところで、ただただ集団でおろおろするだけなので、基本的には新入社員は先輩や上司と行動を共にすることになります。つまり、目上の人とうまくやっていかなければいけないのです。

話が逸れました…

ちゃんとした聞き方をすれば、評価基準は教えてくれなくとも、「もうちょっとテストの点がほしいなあ~」とか「もうちょっとノートをきれいに書いて欲しいなあ~」くらいのアドバイスはもらえるはずです。具体的な返答がなかったとしても、先生にやる気があることをアピールできるので、質問して損をすることはありません。先生だって人間です。そういう質問をしてくれる生徒はやっぱり教え甲斐があるので、より一層気にかけてくれるはずです。

とは言っても評定で一番重要なのは、テストの点数。

成績を上げるためには、それ相応の努力が必要ですよ。

春休みも中盤にさしかかりました。当塾のように勉強をしっかりやっている子がいる一方で、スマホやゲームに時間を溶かしている子もたくさんいることでしょう。人は自由を与えられたときに、差がつくということですね。

目次