こんにちは!
ヤマシタ塾の山下です。
夏休みが始まって一週間が経ちました。朝5時に起きて授業準備、からの怒涛の授業というハードな毎日のせいなのか、腰が痛いのと、瞼(まぶた)がぴくぴくする謎の症状が発生していましたが、今朝起きたら完全に回復していました。どうやら「またこの季節がきたんだね」と私の身体が思い出してくれたようです。こうして身も心も完全に夏休みソルジャー塾講師モード(究極体)になったわけですが、こうなると風邪はおろか疲労感さえも感じなくなるので、明日からはより一層、生徒たちの成績向上に向けて全力を出していけると思います。
当塾は「全力を出し切れた!と思える受験を目指す」ということを指導方針の一つとして掲げていますが、それは偏差値の高い高校に行くためではありません。
全力を出し切ることそれ自体に価値があると考えているからです。
30半ばの若造が「人生とは」なんて言ったら生意気だと思われるでしょうが、それを承知で言わせていただくと、人生とは「自分の居場所を見つける」ことだと思うんです。そして自分の居場所を見つけるためには、歯を食いしばらないとといけないことが得てして多くあります。
私がそれを感じたのは社会人一年目のとき。某広告代理店に入社した私は「よっしゃあ!カッコ良くてクリエ~イティブなテレビCMをバンバン作ってやるぜ!ひょっとして俺、世の中、動かしちゃう?」と意気込んでいた(調子に乗っていた)のですが、配属されたのは新聞広告の広告枠を新聞社から買い付ける部署でした。毎日毎日、ひたすらに新聞社と交渉し、自社のクライアントが希望する広告枠を買い付けるその日々は、私の想像していた社会人生活とは程遠いものでした。その上新入社員ですから、まったく戦力になりません。できないことだらけ、分からないことだらけ、毎日怒られ、毎日失望され、毎日迷惑をかけ、良いところなんて一つもない日々が続いていましたが、そんな自分を何とか支えてくれたのは「負けるもんか」というナニクソ反骨精神でした。そんなナニクソ反骨精神で家にも帰らず仕事に没頭していると、少しずつですけど、できることが増えてくるんですよ。分かることが増えてくるんですよ。「ありがとう」って言われるんですよ。「明日もよろしく」って言われるんですよ。「お前が頼りだ」って言われるんですよ。結果的に過労で倒れて会社を辞めてしまうんですけど、その経験から
「自分の居場所は自分で見つけるんだ」
と思うようになりました。
高校受験って、まさに自分の居場所を見つけることだと思うんです。毎日毎日できない自分と向き合って、ときに偏差値という現実にくじけそうになったり、そんな自分に嫌気がさしてくることがあるんですけど、でも、そんな今の不甲斐ない自分を変えられるのは自分しかいないということに気づいた子だけが辿り着ける境地があります。それが
「全力出そ」
という境地。
この境地に到達できた子は受験の結果がどうであろうと、最後には必ず最高にすがすがしい顔をしているんですよ。でね、そんな顔を見ているといつも思わせられるんです。
「もうこの子は大丈夫だな」と。
「自分の居場所の見つけ方を見つけたな」と。
他責思考から卒業し、自分の居場所を自分で見つけられる人間になることが、私は「自立する」ことだと思っています。そんな自立のきっかけに当塾がなれば良いと思い、日々生徒たちに「頑張れ」と声をかけています。これが当塾が「全力を出し切れた!と思える受験を目指す」という指導方針を掲げている理由です。
夏休みが始まって一週間が経ちました。もしこれを読んでいる中学生がいたら、自分に問いかけてみてくれ。
「今の自分は、全力か?」
「受験が終わったとき、全力を出し切った!と胸を張って言えるか?」
