目指せ、101%の1学期

こんにちは!

ヤマシタ塾の山下です。

先日、本屋の赤本コーナーでとある親子(子は小学3年生くらい)がしていた会話

(本屋をうろうろしていたらたまたま赤本コーナーにたどり着いた感じの親子)

母「さ~て♪わったしのだーいがーくはあーるのっかな♪もっちろ~んな~い♪な~ぜな~らえ~ふらんだ・か・ら♪」

子「えふらんって何?」

母「ファンタジーアイランド大学のことよ♪」

父「何言ってんの(笑)」

子「パパの大学(早稲田)あった」

母「あったね~。パパ頭すっごい良いんだよ」

子「どのくらい?」

母「う~ん、どのくらいだろ?」

父「地元じゃないからな~、高校のことも調べないとな」

お母さんお父さんとしては子どもの「どのくらい?」に対して「〇〇高校くらいには行っておかないと」といったことを言いたかったのかなと思います。確かに、地元民でもない限りそういった「〇〇高校だったら、だいたいこのくらい」という大学受験におけるボリュームゾーンって分かりませんよね。いや、地元民でも分からないかもしれません。高校の大学合格実績は各高校のHPで見ることはできるので何となく「国立たくさん出てるなー」とか「MARCHはあんまり出てないなー」程度のことはパッと見で分かるのですが、本当によーく見ないとその高校の大学受験におけるボリュームゾーンまでは分からないんですよね。

ボリュームゾーンが分からないと志望校を決めるときに苦労しますし、志望校が決まらないと勉強もはかどりません。ということで、こんな資料を作成してみました。

各高校のホームページに掲載されている大学合格実績をまとめてみました。

【注意】

こちらの資料は2025年4月14日時点で各高校のHPに掲載されている合格実績をもとに作成しました。集計時期の関係で掲載されている合格実績に反映されていない合格者がいる可能性があるため、実際には合格者数や進学者数が資料の人数より多いことがあります。また、細心の注意を払って資料を作成しましたが、もしかしたら私の打ち間違いもあるかもしれません。あくまでボリュームゾーンを知るための参考資料程度にご覧ください。気になる高校に関してはご自身の目でHPを確認したり、学校説明会で質問したりしましょう。

まとめてみて改めて分かったことですが、合格者数だけでなく進学者数まで公表している高校とそうでない高校があります。ボリュームゾーンを知るためには進学者数を知りたいところ。と言うのも、例えば一人の受験生が早稲田、慶応、明治、立教に受かった場合、それぞれ合格者数1とカウントされるため、合格者数は実際の進学状況とズレがあるためです。

進学者数はその高校の通知表みたいなものですから、進学者数を公表している高校というのは進学実績に自信がある高校だったり、生徒・保護者が知りたい情報はちゃんと全部公表しようという方針の高校なのかなと勝手に思っています。

さて、進学者数を公表している高校を軸にして見てみると、ボリュームゾーンはざっくり(本当にざっくりですが)こんな感じになっていそうです。

<県立千葉~市立千葉>

国立を目指す子が多い。進学者数まで公表しているのは県立船橋だけなので何とも言えませんが、上位70%でMARCH以上。

<薬園台~県立柏>

国立を目指すか私立を目指すかは高校によって温度差がありそう。上位50%でMARCH以上。

<八千代~国府台>

国立を目指す子は少数派だと思われます。上位30%でMARCH以上、上位50%で日東駒専以上。

<検見川~千葉南>

上位15%でMARCH、上位35%で日東駒専。

<磯辺~市川東>

上位5%でMARCH、上位20%で日東駒専。

<市立松戸~県立松戸>

上位5%~15%で日東駒専。

こんな感じ、でしょうか。本当にざっくりなので鵜呑みにしないでくださいね。

どの高校に行こうが、人それぞれ、自分次第ですから、「この高校だと〇〇大学は無理!」みたいなことはありません。ただ、現実的にはボリュームゾーンが日東駒専の高校から早慶を目指すなんて場合は血のにじむような努力が必要です。「高校受験ではあんまり頑張れなかったけど、大学受験は頑張りたい!」という子は今すぐにでも勉強を開始してくださいね。高校受験の延長線上に大学受験はあるわけで、高校受験が終わったら一旦リセットされる、なんてことはありませんから。すでについてしまった差を埋めるためには多少のムリは必要ですよ。

これは高校受験でも当てはまりますよね。中1・中2でついてしまった差を埋めるためにはそれ相応の努力が必要だし、多少のムリもしなければその差を埋めることはできません。「部活を引退したら死ぬほど勉強するんだ!」と思っていても、そんな急に一日何十時間も勉強できるようにはなれませんよ。1キロも走ったことがない子がいきなり10キロ走ることなんてできないのと同じように。勉強体力がつくには、どんなに頑張っても最低三か月はかかりますからね。

50%だったり80%だったり、つまり「まだいけるな」くらいの余裕のある毎日では勉強体力はなかなかつきません。「ちょっときついけど、あと1問…」くらいの毎日、つまり101%の毎日、101%の自分を続けることが勉強体力をつけるためには大事です。

1学期というのはそういう101%の毎日を送るためにはぴったりです。部活が終わる時刻が遅くなったり、クラス替えや体育祭、林間学校、修学旅行、定期テストなどなど、1学期はとにかくいろいろ盛りだくさんです。「忙しくて勉強できない」と言い訳したくなる期間ですが、その中でも勉強時間を減らさないようにすることができれば、自然と101%の毎日を送ることができます。

差がつく期間でもあり、差を埋める期間でもある1学期は、大変だ。

でも、ピンチこそ、チャンス。

自分のボリュームゾーンを、越えていけ!

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