こんにちは!
ヤマシタ塾の山下です。
先週は各中学校(当塾には根木内中・栗ヶ沢中・小金南中の生徒が通っています)で入学式がありまして、当塾の新中学1年生に「クラスどんな感じ?」と聞いたら、「良い感じ」とのことで、とりあえず中学校生活の第一週目は無事に過ごせたようで安心しました。
新たな環境に慣れることに最初はいっぱいいっぱいで「勉強どころじゃねぇ(白目)」となってしまう子が多いと思いますが、6月の中旬には定期テストがあるので無理のない形で小学生モードから中学生モードに切り替えていきましょう。
この「無理のない形で切り替える」というのが当塾が新中学1年生の募集を一時停止している理由の一つでして、ご存じ(?)のとおり、当塾は週3日~4日の通塾がご入塾基準となっているのでけっこうハードです。
※当塾は「成績を上げるために必要な勉強量は塾で全部確保します」、「その分、宿題は出さないので家ではリラックスしてください」というスタンスでやっているので当然、通塾日数は多くなります。
※このハードな生活を自分の意志で選んだ塾生たち、直接は言わないけどマジでリスペクトしてるよ。
ふつうに考えて新年度のこの時期に募集を停止しているとか同業の人からしたら「アホなん?」と思われると思いますが、新しい環境に慣れることに加えて、さらに当塾にも通い始めることはさすがに無理があるだろうということで、もしかしたらいるかもしれない「中学生になったらヤマシタ塾に」というお子さんや保護者の方が無理をしてしまわないようにこのような形にしています。
(ただまあ、一番の理由は当塾のご入塾基準に成績基準があるために、定期テストをまだ受けたことがない新中学1年生はこちらとしても受け入れ可能かの判断ができないということなんですが…。)
現在当塾に通っている新中学1年生は小学生のときから通塾しているのですでに勉強体力がついていますし、英語と数学はほど良く先取り(1学期分)もやっているので、新しい環境に慣れることと勉強の両立はふつうにできるのかなと思います。このように、忙しくなる中学入学前に勉強体力をつけることと進度的な余裕を作っておくことが小学生の頃から塾に通うことのメリットの1つだと思っていまして、だから当塾ではそれができる12月末をもって小学6年生の募集を終了しました。たぶん、今年もそうします。
さて、本題にいきましょう。
来週からいよいよ正規日課が始まり本格的に授業が始まるわけですが、新中学1年生がまず直面するのは「英語ってこんなムズイん?」という、中1英語激ムズ問題。これは小学校英語にはなかった文法が中学校英語のメインとなるためにこのギャップが生まれます。
小学校の英語の授業を実際に私自身が見たわけではないので勝手なことは言えませんが、これまでの生徒たちからの話を聞く限り「とりあえず、ミスを恐れずに英語を使ってみよう!」的なことをやっているのが小学校英語の現状ではないかと思います。それが中学校になると、「主語の後ろは動詞」、「be動詞の疑問文は主語の前にbe動詞を置く」、「現在形の文で主語が三人称単数のときは一般動詞の語尾にs(es)をつける」という授業になるので、
「I am like English.」
「I have not a pen.」
のように書くと「×」になるわけです。この2つは新中学1年生がやってしまうミスのツートップなんですけど、このミスはbe動詞と一般動詞の区別と運用ができていないことが原因です。
で、たま~にいる言語的なセンスが抜群の子は一瞬でこの壁を乗り越えるんですけど、ほとんどの子はここで一旦つまずきます。とくに「I am like English.」のような、be動詞と一般動詞を同時に使ってしまうミスは根が深くて、これはIの後ろはamと思い込んでいたり、am(be動詞)の意味を「~です」と覚えてしまっていたりするために、「私(I)は英語(English)が好き(like)です(am)」みたいに考えてしまって生じます。
教科書には「amは前後の言葉をつなぐ役割で、be動詞という」としか書いていないのですが、be動詞を使った例文では教科書や学校ワーク、塾の問題集を含めそのほとんどが「I am Yuki.(私はユキです)」、「He is a student .(彼は学生です)」みたいに、全部「~です」という日本語訳になっているのでbe動詞の意味を「~です」と覚えてしまうのかもしれません。もしくは、学校の先生や塾の講師が「be動詞の意味は“~です”だよ」って教えてしまうことによるパターン。もしかしたらこれが一番の原因かもしれません。
「私はユキだ」も「I am Yuki.」だし、「私はユキやねん」も「I am Yuki.」だし、「私はユキだっちゃ☆」も「I am Yuki.」だし、「私はユキでおじゃる」も「I am Yuki.」なので、be動詞の意味は「~です」ではないのですが、そう覚えてしまってもおかしくない環境ゆえに「I am like English.」が毎年のように量産されるわけです。
だから当塾では英文法を初めて学ぶ小学6年生には、このbe動詞と一般動詞の区別と運用の練習を3か月くらい(長い子だと半年)かけてじっくりやります。そのくらい時間がかかるんですよね、初期英語って。ほんと、これはマジです…。
なので、新中学1年生はこのbe動詞と一般動詞の区別と運用を正しくできるようになることを、1学期の英語における最優先事項にしましょう。これができていない状態でのむやみな先取りはかえって逆効果です。
では改めて、
新中学1年生へ―「I am like English.」を乗り越えろ!
