こんにちは!
ヤマシタ塾の山下です。
今週は小金南中と栗ヶ沢中、来週は根木内中で定期テストがありますね。6月末にはどの中学校でも定期テストの結果が出そろいますが、今回は当塾が「〇〇高校合格!」や「定期テスト〇〇点アップ!」とかを公表していない理由を書いていきたいと思います。
【理由①】
個人情報だから
当塾は小さな塾です。顔や名前を出さなくても「〇〇中学校 〇年生 英語〇〇点!」くらいの情報でそれが誰なのか特定できてしまう可能性があるので、そういうリスクのある情報を出すのは控えています。
【理由②】
「〇〇高校合格!」や「定期テスト〇〇点アップ!」は塾の手柄ではないから
志望校に合格したとか、定期テストの点数が上がったとか、それは本人が頑張った結果であって、塾の手柄ではありません。「志望校に合格できるかどうか、成績が上がるかどうか、それはキミたち次第だ」と言っている人間が都合の良いときだけ「〇〇高校合格!」や「定期テスト〇〇点アップ!」と言ってうちの塾はすごいんだぞアピールをするのは、生徒の手柄を横取りしているような感覚になってしまうんですよね。
【理由③】
長期的な視点で指導することができなくなるから
塾に入るきっかけのほとんどは「成績が下がってきたから」です。ほぼ基礎問題で構成されている学校の定期テストで点数が取れない原因は、中2なのに中1の内容が分かっていないとか、中1なのに小学校の内容が分かっていないとか、たいていはそんなことです。つまり、言葉は悪いですけど借金抱えまくった多重債務者という状態。以前のブログで「1階がないのに2階は造れない」みたいなことを書きましたが、塾に入りたての子はたいてい1階がない状態なので、まずは1階を造らないといけないんです。でも「定期テスト〇〇点アップ!」とかを公表するとなると、私みたいな小心者は「前回よりもっと良いニュースを増やさないと」という意識が働いて、まずは1階を造らないといけない子に、無理やり2階(定期テスト範囲)を造ろうと表面的でその場しのぎな指導をしてしまうかもしれません。それが長い目で見たときに本当に悲惨なことになるのは一定の勉強経験のある保護者の方ならお分かりいただけますよね。借金を抱えている子は、まずは借金を返済することが必要で、成績向上はそれからです。当然、借金を返済している間にも学校の授業は先に進むので、2か月や3か月なんかで成績は上がりませんが、一歩一歩やるべきことの順番を間違えずに積み重ねていけば、いつかは結果が出せるようになります。「そんなに待てない!」という方はどうぞ別の塾へ。
【理由④】
志望校に合格する子、成績が上がる子ばかりではないから
これが一番の理由です。「〇〇高校合格!」や「定期テスト〇〇点アップ!」というのは理由②で書いたように、基本的には営業ツールです。塾にとって都合が良い、キラキラした部分だけを切り取っているだけなので、そこには偏差値の高い高校や、高い定期テストの点数がずらりと並びます(本当の情報なのか怪しい塾もちらほら)。でも、塾はそんな子ばかりではありません。そのキラキラした表舞台の陰には、悔しい思いをしている子もいるんです。そういう子が「うちの塾はすごいんだぞ~!」ってお祭り騒ぎしている自分の塾のチラシやHPを見たらどう思いますかね。悲しくなりませんか?繊細な子だと「自分は塾のお荷物だ…」なんて考えてしまう子もいるかもしれません。まあ、一般的な塾であれば生徒が自分の塾のHPを見ることはないと思いますが、当塾はこのようなブログをやっていることもあって「ブログ、全部読んでます!」っていう子もいたりするんですよ。そういう当塾の生徒たちがHPを見て「自分だけ載ってない…」とか、載っていたとしても「祝合格!って書いてあるけど、それ、すべり止めの高校なんだけど…」って悲しい思いをするのはね、自分の生徒だからこそリアルにその表情がイメージできてしまうんですよ。公表しない理由は、やっぱりこれが一番ですね。
……
書きながら気が付いてしまったんですけど(いや本当はもうすでに気が付いていたんですけど)、今回のこととか、通い放題とか、季節講習はやらない(通い放題だから)とか、勉強を頑張る覚悟がない子は入塾お断りとか、ふつうに考えて商売へたくそ過ぎますよね_(:3」∠)_
※自分のこだわりだけでやっているように見えるかもしれませんが、それなりに考えてこのスタイルでやっていこうと決めてはいます。暴走しているわけではございません。
