「総復習の、夏!」―いやいや…全教科の二年分の総復習が一か月で終わるわけがないでしょうよ…

こんにちは!

ヤマシタ塾の山下です。

「総復習の夏」みたいなやつって、よく聞きますよね。ただそれは、ほとんどの中学生が受験勉強を始めるのが、部活を引退したあとの夏休みだからそう言われているのであって、決して受験勉強は夏休みからで大丈夫というわけではありません。

受験勉強をいつからスタートするべきかは、現在の自分の学力と、志望校に合格するために必要な学力とのギャップによって決まります。ギャップが小さければ夏休みからのスタートでも間に合うし、ギャップが大きければ夏休みからのスタートでは間に合いません。つまり、人それぞれです。

ただ、一つだけ言えることがあります。

夏休みの一か月だけで、中1・中2の全教科の二年分の復習を終わらせるなんて、無理。

これだけは言えます。

さて、このブログは「勉強を頑張りたい」と思っている小・中学生と、「勉強を頑張ってもらいたい」と思っている保護者の皆さまに向けて書いています。なので今回は、それなりに上位の高校に合格したいなら、夏休みからのスタートだとちょっとどころか、絶望的に間に合いませんよ、ということを書いていきたいと思います。

まずは、中2の三学期からスタートした子と、中3の夏休みからスタートした子の受験勉強のスケジュールの例を見比べてみてください。

これはあくまで例であって、受験勉強のスケジュールは受験生一人ひとり異なりますが、この例で伝えたいのは、

上位校の合否を分けるのは、秋以降の「演習」をやり切れたかどうか

ということです。

勉強には理解する段階、定着させる段階、そして応用する段階があるとしましょう。

テニスで例えると、理解する段階というのは、サーブの打ち方を教わったり、ステップの踏み方を教わったりすることです。定着させる段階というのは、サーブ練習やステップを踏む練習をすることです。応用する段階というのは、サーブを打ってからステップを踏み、相手のレシーブに対して自分が次に打つべき球種やコースを考え、守ったり攻めたりをくり返し、ポイントを取ることです。

上位校を目指すのであれば、当然、応用する段階まで到達する必要があります。そのためには膨大な量の「演習」が欠かせません。この「演習」をきっちりやり切れるかどうか。結局は、ココで差がつきます。

それなりに上位の高校に合格したいなら、夏休みからのスタートだとちょっとどころか、絶望的に間に合いませんよ、というのは、こういうわけなんです。

「部活が忙しい」

「周りはまだ動いていない」

そんなの、関係ないから。

やるか、やらないか。

それはキミ次第でしょ。

受験勉強に、フライングはないんだよ。

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