こんにちは!
ヤマシタ塾の山下です。
「成績を上げるためには量が大事!」と私はいつも言っているので、当塾のことを「学校ワークは最低3周やれ!」みたいな、「グラウンド10周走ってこい!」みたいな、「あの夕日に向かって走るぞ!」みたいな浅はかな指導を行っている塾、と言うかもはや軍隊(?)だと思われている方もいるかもしれないので、今回は当塾がどんな授業をしているのかについて書いていきたいと思います。
結論から言うと、そんな指導はしていません。じゃあどんな授業をしているのかと言うと、こんな感じです。
①生徒が解く問題を全部解く
さすがに計算問題とか一問一答みたいな問題は解きませんが、その日に教えることになるであろう問題は生徒全員分、事前にすべて解いておきます。
②教えることと教えないことを考える
「〇〇くんはここまでは解けると思うし、もし解けなかったとしても解説を読めば分かると思うから、ここまでは自力で頑張ってもらって、でもここからはちょっと厳しそうだからここまできたら補足説明なりヒントなりでちょっと引っ張ってあげよ」みたいな感じで、生徒一人ひとり、今日の授業で教えることと教えないことを考えます。
③授業
実際には事前に考えていたようにいかないこともよくあるので、臨機応変に教えることと教えないことを変えていきます。
とまあこんな感じです。このようにしているのは、
生徒たちが自分で考える時間、そして自分で試行錯誤する回数を最大化するためです。
※ココ大事
この「自分で考える時間」と「自分で試行錯誤する回数」が、私がいつも言っている「量」なんです。
これまでにも言ってきたことですが、「うーん…難しいな…どうなってんだ…うーん…こうかな…いや…違うわ…こうかな…あ、これだわ!うわ…やっぱ違うじゃん…」と、あーでもないこーでもないと自分で考え、試行錯誤することが勉強では大事です。
昨日、数学の過去問の平面図形の最後の問題で「ぐぬぬ…( ̄д ̄)」となっている中3生がいました。問題用紙を見てみるとちょっと書き込みが少ない。「まずは求めなければいけないところにX(エックス)と書き込むのが数学の基本だよ」とだけ伝えてしばらく待ってみる。それから約30分。まだ格闘しています。「ヒント出そうか?」「いや、ちょっと待ってください、いけそうな、気がします」と言うのでさらに待つこと10分。「シュッ(マルをつける音)」という音。「解けたん?すごいじゃん。どうやって解いたん?」聞いてみると、しっかり最短距離で解ける方法で解いていました。「俺と同じ解き方じゃん、やっぱそう解くよな~」「はい(^o^)丿」
これが大事。
また別の中3生では、これまた数学の過去問の平面図形の最後の問題で「ぐぬぬ…( ̄д ̄)」とはなりながらもなんとか解けた(20分くらいかかったかな?)ので「おーすごいじゃん。どうやって解いたん?」って聞いてみると、なるほど、確かにその考え方で解けはするが、最短距離にはなっていない。「ここの角度って二等分されてるよね」「…あ、はい」「二等分されている角があったら、この問題で使うかどうかはまだ分からなくても、角の二等分線の定理が使えるな~っていうことは好きな子と席が隣になったときに思わずガッツポーズしちゃうくらい自然にポンっと出てきてほしいんだよね」「…?…あ…あああああ!(;゚Д゚)」どうやら最短距離に気づいたようです。
これが大事。
時間はかかりますが、自分で考え、自分で試行錯誤したからこそ鍛えられるものがあります。それは何か。それは知識の運用力です。知識を持っているだけでは入試問題は解けないわけで、入試問題が解けるかどうかはそれら知識をどう組み合わせていくのかという知識の運用力にかかっています。で、その知識の運用力というのはどうやって鍛えるのかと言うと、それはもう、自分で考え、自分で試行錯誤するの一択です。
でも、それには時間がかかります。週1コマや2コマの授業では無理です。だから当塾は曜日と時間をきっちり決めて、休んだコマは必ず振替をするというルールの通い放題にすることで、週8コマ前後塾に来てもらい、自分で考える時間と、自分で試行錯誤する回数を十分に取りながらも、先取りをしていけるようにしています。
※中1と中2で学年10位以内に入っている子たちは週6コマ前後での通塾を許可しています。
なので、当塾は「とにかくたくさんの問題を解け!学校ワークは最低3周しろ!」みたいな指導はしていません。むしろ逆。
もちろん、だからと言って何でもかんでも「考えよ!試行錯誤せよ!さらば道は開かれん!」ではないですよ。計算問題とか漢字とか英単語とかは反復してなんぼなので徹底的に反復してもらいますし、「その問題、単なる知識問題だよね」という問題なのにも関わらず「ぐぬぬ…( ̄д ̄)」となっている場合には「それ、知ってるかどうかだからそんなに考える必要ないよ。どんどん次いこ」と先を促すこともよくあります。生徒のその時点での学力によっては私がガンガン教え込むこともあります。
あくまでケースバイケースではありますが、「自分で考える時間と、自分で試行錯誤する回数を最大化する」ことが勉強では大事、と言うか何事においても大事だと私は考えているので、当塾はそういう塾ですよ、と改めてお伝えさせていただきます。
今週は小金南中で、来週は栗ヶ沢中で定期テストがあります。「そろそろ塾を検討しようかな」と考えるご家庭が出てくる時期なので、改めて当塾がどんな塾なのかお伝えさせていただきました。
