分かっているのにできない壁を乗り越えろ

こんにちは!

ヤマシタ塾の山下です。

先日、東葛駅伝がありまして、当塾の生徒たちも東葛駅伝に出場しました。生徒たちからはその日、「打ち上げ行くんで、塾休みます!」という連絡しかなかったので、結果はどうだったのかな~と東葛駅伝のHPを見てみたんですけど、「こんなに結果って僅差なの!?」とびっくりしてしまいました。

1秒差とか2秒差でゴールしている学校がこんなにたくさんあるなんて、最後どうなってたん?選手みんな、絶対Bダッシュだったよね?お母さま方、絶対絶叫していましたよね?そして今、絶対声枯れてますよね?

1秒や2秒という数秒で順位が変わるんですね…。

実は受験も同じです。

1点や2点という数点で合否が分かれます。

※何かにつけて「受験も同じ」と言ってしまうのは職業病です。お許しください。

たかが1点、されど1点。

この1点をどうもぎ取るか。

この1点にどれだけこだわれるか。

この1点のために、目の前の1分、1秒にどれだけ集中できるか。

そんなことは分かっているって?

うん、だろうね。

さすがにもうこの時期だから、そのくらいは分かっているはず。夏休みまでの分かっていなかった頃とは違う。ずいぶん成長したと思う。そんなキミたちがこれから乗り越えるべき壁は、

分かっているのにできないという壁だ。

こればかりは、自分自身で乗り越えるしかない。高い壁だけど、どうか乗り越えてくれ。

でも受験は競争だから、必ずしもこの壁を乗り越えた先に自分が求める世界があるのかは分からないけど、少なくとも、そこには壁を乗り越えた自分がいる。壁の乗り越え方を知っている自分がいる。壁を乗り越える楽しさを知っている自分がいる。壁を乗り越えた自分を誇りに思う自分がいる。もしかしたら、また壁を乗り越えたいと思っている自分すらいるかもしれない。

受験勉強でも部活でも何でも良いんですけど、この分かっているのにできない壁を乗り越える経験を学生時代にしているのとしていないのとでは、社会に出てからの「キミはどう生きるか」みたいなところでめちゃくちゃ違いが出てくるのかなと思うんですよね。

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